「現代で最も過小評価されているCB」 ファン・ダイクの“相棒”にもっと称賛を

リヴァプールの最終ラインを支えるマティプ photo/Getty Images

大ヒットのフリー補強

隣にフィルジル・ファン・ダイクがいるのは心強い一方で、ちょっぴりハードかもしれない。称賛がファン・ダイクに集まりがちで、相棒になかなかスポットが当たらないからだ。

SNS上で最も過小評価されているセンターバックの1人と評されたのは、今月8日に31歳の誕生日を迎えたリヴァプールDFジョエル・マティプだ。

確かにファン・ダイクに比べればマティプは地味だろう。ファン・ダイクは現世界最高のセンターバックとも言われるが、相棒を務めるマティプが称賛される機会は限られている。
しかし、リヴァプールが2016年にフリーでマティプを獲得したのは大ヒットだった。チームでは若いジョー・ゴメス、イブラヒマ・コナテもセンターバックの候補者だが、マティプは彼らに負けじと懸命に戦ってきた。今季の開幕戦となったフラム戦、コミュニティ・シールドのマンチェスター・シティ戦でもマティプがファン・ダイクの相棒を務めている。

昨季のチャンピオンズリーグは準決勝からコナテに出番を譲ったものの、その貢献度をサポーターはよく理解しているはず。SNS上でも誕生日を迎えたマティプを称える意見が目立つ。

「マティプとファン・ダイクのコンビはここ10年見てきた中でベストなコンビの1つ。マティプは現代で最も過小評価されているセンターバックだ」

「これまでで最高のフリー補強の1つ」

守備力はもちろんだが、ボールを運ぶのも上手い。マティプもユルゲン・クロップ体制での成功に欠かせぬ人物であり、ファン・ダイクとともに称賛されるセンターバックだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ