シャルケやリヴァプールにも在籍したトルコの逸材は ブンデスへと復帰し自身の価値を高められるか

トルコ代表でも戦うカバク photo/Getty Images

カバクの新シーズンに期待だ

ホッフェンハイムは23日、シャルケからオザン・カバクを獲得したことを発表した。トルコの将来を担う若きセンターバックはブンデスリーガで自身の価値を高めることができるだろうか。

ガラタサライのアカデミーからトップへと昇格し、17歳でプロ契約を結んだカバク。19年1月にはシュツットガルトへ移籍して途中加入ながら15試合3得点と活躍するも、チームは2部降格が決定。翌シーズンからはシャルケへと完全移籍すると、10代ながら主力として活躍する。

しかしチームの不調と新型コロナウイルスによる経済難が重なり、カバクも放出候補となる。20-21シーズン途中にはセンターバックのケガ人続出していたリヴァプールへと加入するも、自らもケガの影響で離脱。わずか公式戦13試合の出場にとどまる。昨季はノリッジへと期限付き移籍するものの、11試合の出場に終わった。
そんなカバクが2年ぶりにブンデスリーガへと復帰。1部へと昇格したシャルケには残らず、ホッフェンハイムへと渡ることになった。昨季は9位に終わったホッフェンハイムは、ダヴィド・ラウムがチームを支えるものの移籍の噂が絶えず。ドルトムントなどが関心を示しており、移籍となればカバクの奮起に期待がかかる。またラウムが残留となれば、カバクとともに鉄壁なセンターバックコンビを形成していくはずだ。

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