ラングニック・ユナイテッドでは重宝されたエランガ テン・ハーグ政権に変わり序列は低下?

さらなる存在感が求められる photo/Getty Images

立ち位置が危ういかもしれないエランガ

昨季後半はトップチームで多くの出場機会を掴んだマンチェスター・ユナイテッドのFWアンソニー・エランガ。マンUはプレシーズンマッチをすでに3試合消化しているが、この20歳はここまであまりインパクトを残せていない。

マンU下部組織出身のエランガは、2020-21シーズン終盤にトップチームデビューを飾り、昨季は12月からマンUの指揮官に就任したラルフ・ラングニック前監督によって、主に右ウイングで重用された。最終的にリーグ戦21試合に出場し、3月にはスウェーデン代表でもデビューを飾るなど、エランガにとっては飛躍の年となった。

今季からは新たにエリック・テン・ハーグ監督がマンUの指揮をとっているが、ここまでのプレシーズンマッチ3試合では、主力とみられるメンバーをスタメンに起用。若手を中心とするサブメンバーは、後半頭や途中などから主力組と入れ替わる形で出場機会を与えられている。

エランガは初戦のリヴァプール戦と3戦目のクリスタル・パレス戦で途中出場となったものの、2戦目のメルボルン・ヴィクトリー戦では先発出場。このメルボルン戦では、前半終了間際にFWアントニー・マルシャルのゴールをアシストし、結果を残してからピッチを退いた。

しかしエランガのハイライトは、3試合を通してこの場面くらいとなっている。FWマーカス・ラッシュフォードやFWジェイドン・サンチョといった主力組のウイングたちは好調なパフォーマンスを見せており、彼らと比較するとエランガのパフォーマンスは物足りない。

さらに、今夏のマンUは右サイドを主戦場とするアヤックスのブラジル代表FWアントニー・マテウスの獲得に動いている。ラングニック監督時代とは違い、テン・ハーグ監督には左ウイングで起用されているエランガだが、アントニーがやってきた場合はサンチョが左に来ることも予想され、ポジション争いが激化することは間違いないだろう。

エランガはこのままだと昨季ほどの出場機会を得られない可能性が高い。テン・ハーグ監督の信頼を得るためにも、残りのプレシーズンマッチでより良いパフォーマンスを見せてほしいところだ。

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