ユーヴェでは《通算115ゴール》決めたが…… ディバラはワールドクラスのFWなのか

今夏ユーヴェを離れるディバラ photo/Getty Images

高額サラリーがネックにも

今夏にユヴェントスを離れることになったFWパウロ・ディバラには、インテル、ミラン、プレミアリーグからはマンチェスター・ユナイテッド、トッテナム行きの噂も挙がってきた。だが、まだ行き先は確定していない。

ユヴェントスでは293試合に出場し、115ゴール48アシストを記録。ユヴェントス伝統の10番を背負って十分な成績を残したと言えるが、今夏も争奪戦といった空気ではない。希望するサラリーが高額であることも影響しているかもしれないが、28歳のディバラは高額サラリーに見合うアタッカーなのか。

気になるのは、少し成績に波があることだ。2017-18シーズンにはセリエAで22ゴールを奪う大活躍だったが、続く2018-19シーズンは5ゴールにダウン。2019-20シーズンは11ゴールまで増えたが、続く2020-21シーズンは怪我もあって再び4ゴールに減少。昨季は29試合で10ゴール5アシストの成績だった。2017-18シーズンをピークに数字が落ちているのは気にかかるか。

また2列目中央で持ち味を発揮する選手でもあるため、チームによってはディバラの起用が難しいこともあるだろう。現代はフィジカル能力の高いアタッカーが好まれる傾向にあり、ウイングプレイヤーにも爆発的スピードが求められる。そうしたニーズにディバラが合わない部分もある。

伊『Tuttomercato』によると、ユヴェントスのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏はディバラの行き先がまだ決まっていないことに驚く。

「彼はあらゆるストライカー、中盤の選手と連携するクオリティがある。彼の特長は前線と中盤を繋ぐうえで理想的だ。私はまだ彼のチームが決まっていないことに驚いたよ」

ディバラがユヴェントスで残してきた通算成績は見事だが、ベストクラブは見つかるのか。今夏はディバラの評価が決まる1つのタイミングとも言えそうだ。

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