ヴィニシウスに続け ロドリゴが“二桁ゴール”奪う領域へ覚醒すればレアル攻撃陣は完成する

今季も成長の兆しを見せるロドリゴ photo/Getty Images

右サイドのポジションを掴めるか

キリアン・ムバッペ加入がスムーズに進むかと思いきや、今夏のNo.1ターゲットを逃すことになったレアル・マドリード。ムバッペはパリ・サンジェルマンに残留することになったわけだが、これは若い選手たちにとってはチャンスでもある。

中でも注目はFWロドリゴ・ゴエス(21)だ。2021-22シーズンにチャンピオンズリーグの重要な場面でゴールを奪うなど覚醒の兆しを見せたロドリゴにとって新シーズンは大きな勝負であり、同じブラジルのヴィニシウス・ジュニオールに続きたい。

求められるのはゴールだ。ロドリゴも左ウイングの方がプレイしやすいかもしれないが、残念ながら左はヴィニシウスが1番手だ。中央はカリム・ベンゼマで、この図式は新シーズンも変わらない。ロドリゴは右ウイングの位置からゴールに絡むプレイを増やしていかなければならない。
右には運動量の豊富なフェデリコ・バルベルデを回す案もあるが、スペイン『as』はロドリゴこそ右ウイングの1番手になると見ている。得点力を求めるならば、バルベルデよりロドリゴだろう。

2021-22シーズンはリーグ戦とチャンピオンズリーグを合わせて9ゴールを奪った。その前の2020-21シーズンは合わせても2ゴールだったため、これは大きな進歩だ。

新シーズンは一気に二桁まで数字を伸ばしたいところだが、ヴィニシウスの衝撃に続けるか。ムバッペ獲得失敗のショックを忘れられるかどうかはロドリゴにかかっている。

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