左SB、センターバック、中盤の全部がハイレベル “超万能戦士”アラバは29歳ですべてを勝ち取った

いきなりレアルで2つのタイトルを手にしたアラバ photo/Getty Images

特別なサッカーIQの持ち主

スポーツの世界ではどうしても数字で才能を判断しがちだが、それだけでは測れないものもある。

そうした意味では、レアル・マドリードDFダビド・アラバは正当な評価を得ていない選手かもしれない。圧巻のサッカーセンスで複数ポジションをこなすアラバは、世界屈指のユーティリティプレイヤーだ。

バイエルンでは左サイドバックとして評価を伸ばし、オーストリア代表では中盤に入って攻撃のタクトを振るってきた。年齢を重ねてからはセンターバックを担当する機会も増え、今季よりプレイするレアル・マドリードでもセンターバックとして活躍。180cmとそこまでサイズのある選手ではないが、アラバはセンターバックも実に器用にこなす。

バイエルンではブンデスリーガ支配に貢献し、2019-20シーズンには3冠も経験。そして今季より移籍したレアルではいきなりリーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグのダブルを達成することになり、そのキャリアはタイトルで溢れている。

オーストリア代表は世界的強豪でないこともあって目立ったタイトルを手にしていないが、クラブでのキャリアに文句はつけられない。29歳にしてほとんどすべてを手に入れたと言ってもいい。

レアル専門メディア『The Real Champs』も1年目からあっさりとスペインの環境に適応してきたアラバのことを「レジェンド」と評しており、アラバのユーティリティ性はサッカーIQが高くなければ実現できないものだ。

新シーズンもチームの補強次第によってセンターバック、左サイドバックの両方をこなしていくだろう。緊急時には中盤に入ることもあるかもしれない。そのサッカーセンスを世界はもっと称賛すべきなのだろう。

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