ヴァイラー監督の先発起用にゴールで応える 首位奪取の鹿島でブレイク候補の若きアタッカー

鈴木のゴールにつながるシュートも photo/Getty Images

松村がC大阪戦で1ゴール

J1第10節で鹿島アントラーズはセレッソ大阪と対戦。鹿島が3ゴールを奪って3-0と大勝した。この試合で先発出場した松村優太は、ゴールという結果で指揮官の起用に応える。

レネ・ヴァイラー監督の下で途中出場からチャンスを作るなど、積極的な姿勢を見せていた松村。そんな中で迎えた今節は、初のスタメンを勝ち取り、中盤4枚の右でスタートした。すると1点をリードした14分、鈴木優磨のクロスにタイミングよく飛び込んで追加点を決め、今シーズン初ゴールを記録する。

松村は絶好のチャンスをつかみ、結果を残した。自らの武器はドリブルであり、前節までも、途中から仕掛けて好機を作るなど鹿島の武器となっていたが、今試合では相手守備陣の空いているスペースに飛び込んで得点を決め切るという普段とは違う形でもアピールに成功した。

仲間隼人などMFのポジションには怪我人も出ているため、若い選手にとっては今がチャンス。21歳の松村もその1人で、チームの台所事情が苦しい時こそ若い選手が台頭してブレイクを果たしていく。そうやってリーグの頂点に立っているのも、鹿島らしさといえる。松村の活躍もありJ1首位に躍り出た鹿島の勢いは、どこまで続くか。

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