浦和がJ1とアジアで直面する課題は 頂点へ向け求められる打開策

打開策を見出したい photo/Getty Images

大邱相手に2試合ゴールを決められず

浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ第4節で大邱FCと対戦。決勝トーナメント進出に向けて勝利が欲しかった一戦だったが、スコアレスドローで終わった。大邱との2試合で今季の浦和の課題が浮き彫りとなった。

前回対戦では中央を固める相手にサイドから突破を図るもチャンスを作れずにいると、ボールを奪われてカウンターからピンチを招く苦しい展開に。今試合はよりボールを持てるダヴィド・モーベルグや関根貴大といったドリブラーを配置して、得点を狙ったが、最後までゴールを決めることができず。またも強度の高い相手に勝利を手にすることができなかった。

今シーズンはJ1でも第1節の京都サンガFC戦で同様の展開が見られ、中盤から積極的にプレッシングをかける相手に得点を奪えない。同様に第4節のサガン鳥栖戦でも、守り切られてしまいどちらの試合も0-1と敗戦している。京都戦は新型コロナウイルスによるスクランブルでの状況であり、どちらもメンバーが完全に揃っているわけではないものの、大邱戦でも同じような負け方をしていることは気になる部分だろう。

前節スタメンだったキャスパー・ユンカーはスピードが武器であり、相手の最終ラインのスペースがあると十分に良さを発揮する。今節スタメンに入ったアレックス・シャルクも、中盤との連携からボックス内で上手さをみせるFWのため、スペースを消されボックスにボールを入れられないとなると状況は厳しい。

フィジカル面で強さを見せるストライカーがいないため、ハイボールを収めて力で相手の守備陣に穴を空けることは現状で難しい状況だ。プレミアリーグ第34節でエヴァートンに勝利したリヴァプールは、途中からディボック・オリギを投入してその策を決行。3分後にオリギを経由してゴールが生まれた。

ダヴィド・モーベルグが突破から何度も決定機を作ったが、ボックス内やサイド奥深くまで侵入するシーンは終盤まであまり見られなかった。リカルド・ロドリゲス監督にはJリーグやアジアで頂点を狙うために、この課題の打開策が求められる。

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