直近2シーズンで離脱期間は《376日間》 ドルトムントで試合に絡めない大型CBの未来は

今季はリーグ戦9試合にしか出場できていないザガドゥ photo/Getty Images

契約延長交渉はストップか

はたして今夏、ドルトムントからは一気に2人の主力センターバックがチームを去ることとなってしまうのだろうか。かねてよりマヌエル・アカンジに移籍の噂が浮上していた同クラブだが、彼のほかにも契約延長交渉がうまくいっていない男がいるようだ。

その人物とは、ダン・アクセル・ザガドゥ(22)。独『Sky Sport』によると、同選手の現行契約は今季いっぱいで満了となるものの、ドルトムントは彼の負傷歴を懸念しその延長交渉をストップさせたという。このままいけば、夏の移籍市場におけるフリー移籍が濃厚なようだ。

今季は度重なる怪我の影響によって、ブンデスリーガでわずか9試合にしか出場できていないザガドゥ。昨季もリーグ戦の出場は9試合にとどまっており、直近2シーズンにおける離脱期間は現時点でなんと“376日間”にものぼっている。優れた才能を備えた選手ではあるものの、さすがにここまで怪我による離脱が多いとなれば厳しい。戦力として計算できないという点を見れば、ドルトムントが契約延長に難色を示しているのも納得できるところだろう。
196cmのサイズを誇り、少し前までは未来のチームを支える存在として大きな期待をかけられていたはずのザガドゥ。しかし、彼のドルトムントにおける旅は2022年をもって終了となってしまうのだろうか。はたして、22歳DFの運命やいかに。

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