《5ゴール5アシスト》の1カ月はどこへ 2022年は1アシストのみとインテル司令塔大ブレーキ

今季よりインテルでプレイするチャルハノール photo/Getty Images

昨年11月からは見事だったが……

セリエA連覇へインテルは正念場だ。2月に入ってからリーグ戦に加えてコッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ決勝トーナメントと忙しい日々だったとはいえ、リーグ戦の方ではライバルのミラン(1-2)、サッスオーロ(0-2)、格下のジェノア(0-0)、トリノ(1-1)と勝ち点を取りこぼしてしまった。

首位ミランより消化試合が1つ少ないが、それでもミランとのポイント差は4点に開いている。終盤戦に入ってミランにリードを許してしまったのだ。

中でも気になるのが司令塔ハカン・チャルハノールのブレーキである。昨夏ミランから禁断の移籍でインテルへやってきたチャルハノールは、昨年11月から12月にかけて素晴らしい活躍を披露した。リーグ戦では1カ月で5得点5アシストの活躍を見せ、チームも順調に白星を重ねていた。
ところが、年明けからはペースダウン。ここまで0得点1アシストとなっており、後半戦は明らかにペースが悪い。年明けから調子を落としたのはFWラウタロ・マルティネスも同じだが、2022年に入ってインテルの攻撃から勢いが失われたのは間違いない。

チャンスメイカーのチャルハノールが調子を上げれば、それに応じてラウタロやエディン・ジェコら前線の選手たちのシュートチャンスも増えるはず。11月から12月までのパフォーマンスを取り戻してほしいところで、ここからは格下相手の取りこぼしは許されない。

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