好セーブの連続でプレミア最強攻撃陣を苦しめる 決勝でも変わらぬ集中力を見せたメンディ

好セーブを披露したメンディ photo/Getty Images

119分にケパと交代した

チェルシーはカラバオカップ決勝でリヴァプールと対戦し、スコアレスドローからPK戦の末に敗れてタイトルを逃した。今試合でスタメン出場したエドゥアール・メンディは試合終盤まで大きな存在感を見せてリヴァプール攻撃陣を苦しめた。

決勝が今季のカラバオカップ初出場となったメンディ。主力として活躍することに大きく期待される状況下で、メンディはその期待を上回るパフォーマンスを見せる。

今季のプレミアリーグでトップのゴール数を誇るリヴァプールは、ドリブルや華麗なパスワークからチャンスを作ってチェルシーゴールを脅かす。そこに最後まで立ちはだかり、得点を許さなかったメンディは、この試合でセーブ数「6」を記録。高い集中力で交代するまで守り切った。

PK戦ではPK要員としてケパ・アリサバラガを起用したため、119分で交代しPK戦を戦うことはなかった。しかし今試合での高い集中力とセービング能力であれば、彼がPKのキーパーを務めても、勝利するチャンスは十分にあっただろう。決勝の舞台でも自身のパフォーマンスを最大限に発揮できる守護神がメンディなのだ。

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