まさかの《1007分間ノーゴール》 バルサからイングランドに向かったレフティー大苦戦

ウルブズにレンタル移籍しているトリンコン photo/Getty Images

レンタル先で結果が出ていない

アーセナルからFWピエール・エメリク・オバメヤン、ウォルバーハンプトンからMFアダマ・トラオレ、マンチェスター・シティからFWフェラン・トーレスを加え、攻撃陣に注目が集まっているバルセロナ。

メンフィス・デパイやアンス・ファティらがベストな状態に戻れば、攻撃の選択肢はかなり豪華なものとなるだろう。

その一方で、武者修行に出ている者を忘れてはいないだろうか。昨夏にバルセロナからウォルバーハンプトンにレンタル移籍した22歳のポルトガル人FWフランシスコ・トリンコンがイングランドで苦戦しているのだ。
トリンコンはレフティーアタッカーということもあってリオネル・メッシと比較されることもあり、昨季はバルセロナでも一定の出番を得ていた。

今季からはウォルバーハンプトンにレンタル移籍したのだが、ここまでプレミアリーグ18試合に出場して0得点0アシストと結果が出ていない。1007分間プレイしてゴールとアシストが0というのは問題だろう。

チームが22試合を消化して19得点しか奪えていないため、FW陣にとってやりにくい環境というのはあるだろう。とはいえ、やはり前線の選手としては分かりやすい結果が欲しい。バルセロナサポーターの中にはレンタルに出ているトリンコンのことを忘れていた人もいるかもしれない。

ポルトガル代表でのプレイ歴もあるトリンコンには大きな期待がかけられているが、ポルトガル人選手の多いウォルバーハンプトンで結果を残せるのか。このままノーゴールで今季を終えるわけにはいかないだろう。

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