18試合で14点も決める“コロンビアのC・ロナウド”大人気 プレミアで勃発する三つ巴の争奪戦

プレミア上位クラブが熱視線を送るL・ディアス photo/Getty Images

トッテナムも参戦か

ポルトガルで得点を量産している南米産のサイドアタッカーは、はたして来季どこでプレイすることとなるのだろうか。優秀すぎるコロンビア代表FWには、現在プレミアリーグ方面から熱い視線が向けられている。

そのコロンビア代表FWとは、ポルトに所属するルイス・ディアスだ。今季はプリメイラ・リーガ18試合に出場し、ここまで14ゴール5アシストという圧巻の成績を残している同選手。そんな彼には、かねてよりリヴァプールやマンチェスター・ユナイテッドが関心を示しているとされる。英『Daily Mirror』によると、ポルト側が当初8000万ユーロとも言われた彼の移籍金を減額する構えを見せていることから、今季終了後には彼をめぐる争奪戦が勃発する可能性も非常に高くなっているという。

しかし、このL・ディアス争奪戦、何もリヴァプールとマンUの一騎討ちではなさそうだ。実はここにきて、彼の獲得レースにはトッテナムも参戦するべく動き出したと英『talkSPORT』が伝えている。同メディアによると、スパーズはかねてより彼を獲得リストに載せていたようだが、その高すぎる移籍金を理由に候補から除外していたという。しかし、前述したようにポルトが態度を軟化させていることを受けて、リヴァプールとマンUに勝負を挑むことを決心したようだ。
スピードとテクニックをハイレベルに兼ね備えるドリブルを武器に、ポルトガルで印象的なパフォーマンスを披露しているL・ディアス。左サイドから中央に切り込んでフィニッシュへ繋げるプレイを得意としており、そのスタイルは往年のクリティアーノ・ロナウドを彷彿とさせる。そのため、彼は一部で“コロンビアのC・ロナウド”などと呼ばれることも。彼が加入となれば、どのクラブも左サイドでは大きな優位性を獲得することができるだけに、この3クラブにとって今回の争奪戦は相当に重要な戦いとなりそうだ。

まだ少し先の話ではあるものの、今後気になるL・ディアスの移籍先。はたして、“コロンビアのC・ロナウド”が下す決断はどのようなものとなるのだろうか。その動向にはこれからも注目したい。

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