得点力不足のイタリア代表を救う可能性あり? トルコで9ゴールに関与する“悪童バロテッリ”

現在はトルコでプレイするバロテッリ photo/Getty Images

立派な数字だ

ロベルト・マンチーニのもとでEURO2020を制したイタリア代表。タレント豊富なイングランド代表を破ってタイトルを獲得しており、ワールドカップ・カタール大会でも優勝候補の一角として注目されている。

しかし、ヨーロッパ予選ではまさかの2位でグループステージを終えてしまい、ストレートインでの本大会出場を逃してしまった。さらに同じくグループステージで本大会入りを決めることのできなかったポルトガル代表とプレイオフで戦う可能性があり、EURO優勝国をカタールで見ることができないかも知れない。

そんなイタリア代表だが、カタール大会に向けたヨーロッパ予選では得点力不足が目立った。最終節北アイルランド戦でも0-0のドローで勝ち切れておらず、プレイオフでは信頼できる得点源が欲しい。

招集の可能性はそこまで高くないといえるが、過去にイタリア代表のストライカーとして活躍した人物がトルコで躍動している。FWマリオ・バロテッリだ。

インテルやミラン、マンチェスター・シティ、リヴァプールなど各国の強豪でプレイした経歴を持つバロテッリ。今季からトルコリーグのアダナ・デミルスポルでプレイしているのだが、18試合に出場して7ゴール2アシストの素晴らしい成績を残している。チームトップの数字であり、今季から1部で戦うクラブをけん引している。

このように好調を維持しているバロテッリだが、代表復帰の意志はあるようだ。

「ここ2年半と比べて今は調子が良く、代表へ復帰する準備はできている。マンチーニとは以前から最高の関係を築いている」

YouTubeチャンネル『OCW Sports』に出演したバロテッリは今後の目標としてカタール大会への出場を口にしている。以前までは発言と行動が一致することが少なかった同選手だが、現在はトルコで結果を残している。バロテッリ本人がいうには代表監督との良好な関係性が語られており、北マケドニアとのプレイオフではバロテッリがアッズーリの一員としてピッチに立っている未来はあるのだろうか。

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