スパルタ・プラハから浦和へ加入
浦和レッズはスパルタ・プラハからダヴィド・モーベルグを獲得したことを発表した。スウェーデン代表でもプレイした経験を持つモーベルグとは一体何者なのだろうか。
浦和公式HPでは彼の特長について「スピードに乗ったドリブルで相手DFを翻弄する、左利きのウインガータイプのMF。アシストはもちろん、左足から繰り出される鋭いシュートやセットプレー時のフリーキックでの得点力、そしてペナルティエリア付近での高いクオリティーのプレーに期待」と掲載。スピードを武器に両サイドで輝けるアタッカーは左足からの強烈シュートも持ち味の1つだ。
そんな彼は得点力も大きな特長の1つだろう。スパルタ・プラハでは昨シーズン26試合に出場し、先発出場は16試合と1試合平均プレイ時間は54分とそこまで多くない。そんな中でも10ゴールを記録しており、アジリティの高さは結果にも影響をもたらしていることがよく分かる。
さらにUEFAチャンピオンズリーグの予選ではモナコなどから得点を挙げる活躍を見せたモーベルグ。今季はUEFAヨーロッパリーグで3試合に出場。昨シーズンはELのセルティックとの2試合でどちらもアシストを決めるなどし、ミランとも対戦した。
浦和では両サイドやウイングでの起用がメインとなるだろう。今季は関根貴大や明本考浩、大久保智明に加え、松尾佑介に松崎快などサイドアタッカーには新戦力も加わった。彼らをどのように組み合わせるかリカルド・ロドリゲス監督の手腕にも期待したい。