その実力はリヴァプールのケレハーよりも上? アイルランド代表の守護神を務める19歳の新星とは

着実に経験を重ねているバズヌ photo/Getty Images

ローン移籍で出場機会を得ている

日本代表の南野拓実が終了間際にゴールを決め、ヒーローとなったリヴァプール対レスター・シティのカラバオ杯準々決勝。その後レッズはPK戦に勝利し、次のステージに駒を進めている。

日本では南野の活躍が報じられるが、守護神として先発したGKクィヴィン・ケレハーもこの試合でヒーローになった一人だ。普段はアリソン・ベッカーの影に隠れてしまっている同選手だが、この試合では2本のPKをストップしており、チームを勝利に導いている。レッズの頼れるセカンドGKであり、アリソンがピッチに立つことができなければ彼が起用されることになる。足元の技術も高く、現代的な選手であり、今後に期待できる選手だ。

ケレハーはアイルランド代表の選手でもあるが、直近の11月に行われたワールドカップ・カタール大会に向けたヨーロッパ予選では別の人物が守護神を務めている。マンチェスター・シティのGKギャヴィン・バズヌだ。

今季はイングランドの3部リーグで戦っているポーツマスでプレイしているバズヌ。19歳と若い選手だが、前述したようにアイルランド代表では守護神であり、ポテンシャルの高さを見せつけている。所属クラブであるポーツマスではここまで20試合に出場して既に9つのクリーンシートを記録している。これは3部で最も優秀な成績だ。PKストップは彼の一つの武器であり、ヨーロッパ予選ではポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウドのシュートを防いでいる。

現在トップチームではブラジル代表エデルソン・モラレス、アメリカ代表ザック・ステッフェンという二大巨頭がゴールマウスを守っているが、アイルランドの若者がここに割って入ることはできるのだろうか(データは『Sofa Score』より)。

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