37歳の今もセリエAトップのセービング率“77.9%” インテル守護神の世代交代はどうなる

インテルのゴールを守るハンダノビッチ photo/Getty Images

オナナ獲得が近いと言われるが……

現在セリエAで首位を走るインテルは、アヤックスに所属する25歳のGKアンドレ・オナナ獲得に近づいていると言われている。オナナも実力のあるGKだが、気になるのは現インテル守護神サミール・ハンダノビッチの今後だ。

ハンダノビッチとインテルの契約は今季終了後に切れることになっており、仮にオナナが加わるのであればハンダノビッチから世代交代するのもいいだろう。ただ、ハンダノビッチは37歳になった今もトップレベルのGKだ。

データサイト『Opta』によれば、今季のセリエAで3試合以上プレイしているGKの中でハンダノビッチは最も高い77.9%のセービング率を記録している。昨季もインテルのスクデットに貢献していたが、今季もそれは変わらない。
伊『Gazzetta dello Sport』によればインテルもハンダノビッチを戦力と見ており、契約の延長を歓迎しているという。しかし、ユヴェントスにてジャンルイジ・ブッフォンとヴォイチェフ・シュチェスニが出番を分け合ったように、オナナが加わる場合はハンダノビッチがサブに回る機会も増えると予想されている。緩やかな世代交代が実現できれば申し分ないが、ハンダノビッチが先発での起用にこだわるならば来夏に新天地を目指す手もある。

インテルでの通算出場試合数は400を超えるハンダノビッチ。まだまだトップレベルを維持できるはずだが、今後のキャリアはどうなっていくのか。

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