バルサ離れた逸材が出場《100分》のみ 18歳の才能はドイツで壁にぶつかった

ライプツィヒへ向かったモリバ photo/Getty Images

カンテラ時代より期待は大きかったが……

現在のバルセロナではMFガビやニコ・ゴンザレスなどカンテラ(下部組織)出身プレイヤーの活躍が目立っており、シャビ・エルナンデスの下では今後もカンテラ組にチャンスが与えられていくのだろう。

改めてクラブの育成力には驚かされるが、その中で忘れられているカンテラ出身者がいる。今夏にバルセロナを離れ、ドイツのライプツィヒへ向かった18歳のMFイライクス・モリバである。

モリバもカンテラ時代より有名な選手で、今年の1月にはトップチームデビュー。185cmとスケールの大きな若き才能に期待をかけていたサポーターも多いだろう。
しかし、モリバは今夏ライプツィヒへ移籍。若手の育成に定評があるライプツィヒにてさらなるブレイクを果たすかと思われたのだが、ここまでは全コンペティションを合わせてちょうど100分間しかプレイしていない。ブンデスリーガでは30分間のみの出場となっており、戦力に数えられていないのは明らかだ。

スペイン『as』によれば、ライプツィヒ側はモリバをレンタルで放出する考えを持っているという。ライプツィヒでは指揮官がジェシー・マーシュからドメニコ・テデスコへと交代したが、モリバへの評価は変わりがないようだ。

シャビが就任したバルセロナに残っていればモリバのプレイタイムも増えたかもしれないが、今夏に1600万ユーロの移籍金でライプツィヒへ向かったのは失敗だったか。カンテラ時代よりマンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバと比較する声もあったが、今季は不満の残るシーズンとなっている。

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