早くも冬の移籍市場の人気銘柄に ヴィラ戦で100%のパス成功率を記録した現代型CBはどこへ行く

アケは移籍することになるのか photo/Getty Images

まだ26歳と若い

今季も12月に入っており、冬の移籍市場まで約1ヵ月を切った。夏に比べ積極的に動くクラブは少ないといえるが、現状の状況を打破したいクラブはここで勝負に出るだろう。ようやくリーグ戦初勝利を掴んだニューカッスルはまさにそういったクラブだ。

サウジアラビア系の政府ファンドに買収されたマグパイズはプレミアを代表するお金持ちクラブに生まれ変わったが、ここまで1勝7分7敗で19位と非常にピンチだ。直近のバーンリー戦ではカラム・ウィルソンのゴールを守り切り勝利したが、今後は継続して勝ち点を積み上げなければ降格してしまう。

英『Manchester Evening News』によるとマグパイズはDFネイサン・アケの獲得を目指しているようだ。チェルシー、ボーンマスとイングランドのクラブを渡り歩き、現在はマンチェスター・シティに在籍しているオランダ代表DF。複数のポジションをこなせるユーティリティ性と安定した足元の技術を兼ね備えた現代型の守備者であり、高い評価を得ている選手だ。ここまで失点数が30点とリーグワーストなだけに、アケの獲得はチームを救える可能性は高い。

更にアケはウェストハムからも関心を寄せられているようだ。同じく英『Manchester Evening News』によれば守備陣の要であるアンジェロ・オグボンナを怪我で失ったハマーズは新たなディフェンスリーダーを探しているとのこと。シティはシーズン中での放出に消極的だが、今後デクラン・ライス獲得を目指す際にハマーズとの交渉が上手くいくような関係性になるのであれば、売却の可能性もあるようだ。

プレミアの各方面から関心を寄せられているアケ。先発を果たしたアストン・ヴィラ戦ではパス成功率100%を記録するなど、その実力は確かであり、継続した出場機会を得られるクラブに移籍するのも悪くないのかも知れない(データは『WhoScored.com』より)。

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