増えてきたカットインからのミドルシュート スターリングに自信を与えたペップの選手復活術

ようやく以前の姿を取り戻しつつあるスターリング photo/Getty Images

干すばかりでは選手は育たない

19-20シーズンでリーグ戦20ゴールを達成して以降、パフォーマンスが低下しており、何かと批判にさらされることの多いラヒーム・スターリング。昨季はフィル・フォーデンの台頭、今季はジャック・グリーリッシュの加入もあり、バルセロナ行きが噂されていた。その噂がフェラン・トーレス切り替わってからというものの、スターリングは過去の自分を取り戻しつつある。

現地時間28日に行われたマンチェスター・シティ対ウェストハムの一戦はイルカイ・ギュンドアンのゴールでリードを奪ったシティが主導権を握り、交代で入ったフェルナンジーニョが2点目の得点を決めて試合を終わらせている。

得点に関与することのなかったスターリングだが、明らかにパフォーマンスが向上している。特にドリブルでの切れ味が一段と増している。左ウイングに配置されたスターリングはハマーズのベン・ジョンソンと対峙することになったが、DFに押されることなく、突破からチャンスメイクを行えていた。また、スターリングの代名詞であったカットインからのミドルシュートも増えており、復調の兆しが見えているといっていいだろう。

こうなった要因としてはやはり、指揮官であるジョゼップ・グアルディオラの継続した起用にあるといえる。どうしても不調となった選手を起用すれば、ミスが多くなってしまい、チームのプレイスピードが落ちてしまう。以前のスターリングもまさに自身のミスでチームの足を引っ張ってしまっていたが、ペップは根気よくイングランド代表FWを起用することで自信を取り戻させたように見える。

ようやく長いトンネルを抜けた可能性のあるスターリングだが、完全復活と安心するのはまだ早いか。以前のイングランド代表FWであれば、よりゴールを量産しており、攻撃をけん引していた。彼のスピードに乗ったドリブルはチームでのトップクラスであり、今後の活躍に期待したい。

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