シャビらバルサ黄金トリオVSモドリッチらレアル黄金トリオ スペインを支配した2つの中盤

バルサで共闘してきたシャビとイニエスタ photo/Getty Images

どちらが豪華?

2000年代後半から2015年まで、バルセロナではセルヒオ・ブスケッツ、シャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタのトリオが中盤を支配していた。この3人はスペイン代表でも一緒にプレイしており、当時は史上最高クラスの中盤トリオと考えられていた。

では、今もレアル・マドリードの中盤をコントロールするカゼミロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチのトリオとはどちらが上だろうか。

レアルの3人はそれぞれ国籍が違うため、代表チームでは一緒にプレイできない。あくまで比較できるのはクラブでの戦いのみだが、米『ESPN』はサッカーファンの間でレアルの3枚とバルセロナの黄金中盤トリオを比較する意見が出ていると紹介している。

チームスタイルは異なるが、レアルの3枚も負けてはいない。精密機械のようにボールを散らすクロースはシャビに近いタイプで、ドリブル突破もできるモドリッチはイニエスタと共通点がある。アンカーのカゼミロはブスケッツほどテクニックが高いわけではないが、ボールを奪い取る技術に関しては世界トップレベルだ。カゼミロがいない時のレアルは守備力が大きく落ちてしまう。

モドリッチはベテランになった今もクオリティ落ちていない photo/Getty Images

レアルは今も彼らの後継者見つからず

両方のトリオともリーガ・エスパニョーラ、チャンピオンズリーグ制覇を経験しており、レアルのトリオは3連覇も果たした。十分にバルセロナのトリオと比較できるはずだ。

今季も指揮官カルロ・アンチェロッティはこの3人に頼っており、同メディアも依存しすぎではないかと気にかけている。エドゥアルド・カマヴィンガ、フェデリコ・バルベルデなど若いMFも控えているのだが、まだクロースやモドリッチのレベルには届いていない。彼らには代わりがいないのだ。

ダニ・セバージョス、マルティン・ウーデゴーらも彼らにチャレンジしてきたたが、敵わなかった。ウーデゴーはアーセナルへ移籍しており、3人を脅かす存在はなかなか見当たらない。

バルセロナ黄金トリオとレアル黄金トリオはどちらが上なのか。同じ時代に2つも超ハイレベルな中盤が完成することになり、この議論に決着をつけるのは難しいだろう。

レアルのトリオは今季も変わることなく中盤をコントロールしており、彼らがいる限り中盤でのボール支配は約束されたようなものだろう。

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