センターでこそ輝きを放つ日本代表FW レヴァークーゼンに敗戦も2ゴールに絡む

2点に絡んだ古橋 photo/Getty Images

日本代表でもセンターFWで起用される

UEFAヨーロッパリーグのグループステージ第5節でセルティックはレヴァークーゼンと対戦する。2-3と敗れるものの、この試合でチームの2つの得点に絡んだ男が古橋亨梧だ。

[4-1-4-1]の1トップに起用された古橋は、前線から積極的なプレッシングを見せる。サイドからの攻撃でチャンスを作ったセルティックは、1点ビハインドで迎えた40分、左サイドからのクロスに古橋が反応すると、GKの肘が頭に当たってペナルティエリア内でファウルを獲得。PKを得るとヨシプ・ユラノビッチが決めて同点に追いつく。

さらに56分には右サイドから崩すと、相手のクリアミスを拾った古橋がジョタへとパスを出す。同選手が逆転弾となるゴールを決め、古橋のアシストから2点目が生まれた。

1トップで先発して攻守においてチームに貢献した古橋。スピードを活かして裏に抜け出すプレイではなく、クロスに反応してPKを獲得したり、倒れながらもパスをつないでアシストを記録するなど、FWとして泥臭いプレイでも存在感を発揮。ヴィッセル神戸時代も得点において貪欲な姿勢を見せていた男は、欧州の舞台でも同様に2得点に絡んでチームに貢献した。

日本代表でも途中出場から3トップの中央で起用されるようになった同選手が、セルティックでさらなる輝きを見せている。代表でも今試合のような泥臭くとも得点に絡めるプレイが、さらに増えることに期待したい。

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