頑丈だったロバートソンも負傷が続き…… ギリシャ代表DFの台頭で左SBに主力争い勃発

負傷離脱となったロバートソン photo/Getty Images

開幕スタメンを務めたツィミカス

リヴァプール加入後、頑丈な身体で高いパフォーマンスを発揮し続けて左SBで絶対的なポジションを確立してきたのが、アンドリュー・ロバートソンだ。昨季も主力のCBが続々と離脱する中で、全試合にスタメン出場するなど、厳しい状況下でチームを支えた1人だ。

しかし今季はここまで本来のようなパフォーマンスを発揮できていない。プレシーズンマッチで負傷離脱すると、復帰後も本来のような安定感のあるプレイを見せられず。ここまでわずか1アシストと自慢の攻撃力も披露できていないのだ。

そんなロバートソンに追い打ちをかける事態が訪れる。15日に行われたFIFAワールドカップ欧州予選のデンマーク代表戦でスタメン出場するも、79分にハムストリングを痛め途中交代。英紙『The Times』によると試合後に検査を行った結果、軽傷であることは確認されたが、21日に行われるアーセナル戦の出場は厳しい状況であるようだ。

今季は同選手が負傷で離脱している中で、昨シーズンから加入したコスタス・ツィミカスが自身の持ち味を発揮。開幕頃に見せていた守備の軽さも改善されており、ロバートソン離脱時の大きなカバー役を担っている。

ロバートソン自身も、このままツィミカスにスタメンの座を明け渡すわけにはいかないだろう。以前までは安泰だった左SBのポジションだが、現在は熾烈なレギュラー争いが繰り広げられているのだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ