ドイツに“Newクローゼ”誕生の期待 ブンデスで輝く21歳の点取り屋

世代別ドイツ代表でプレイしてきたバーカート photo/Getty Images

センターフォワードの層は厚くない

来年のワールドカップ・カタール大会優勝を目指すドイツ代表は、センターフォワードを誰に任せるのか。優れたアタッカーは多いが、純粋なセンターフォワードは多くない。ここは数少ない層が薄いエリアと言ってもいいだろう。

ミロスラフ・クローゼ、マリオ・ゴメス のように存在感を放ってくれる選手が欲しいところだが、今季ブンデスリーガで印象的な働きを見せている者がいる。

マインツで開幕9戦4得点と奮闘している21歳のFWジョナサン・バーカートだ。
ドイツの世代別代表にも選ばれ続けてきたバーカートは、昨年のU-21欧州選手権の優勝メンバーでもある。同大会は決勝でも得点を奪ったFWルーカス・ヌメチャの活躍が話題を呼んだが、バーカートも決勝で途中出場を果たしている期待の若手アタッカーだ。

ヌメチャの方は大会での活躍もあってヴォルフスブルクにステップアップすることになったが、ヌメチャはここまでリーグ戦2得点。バーカートの方は4得点とライバルをリードしている。

ブンデスリーガ公式はバーカートのことをクローゼと比較しており、このままブンデスリーガで結果を出し続ければ代表メンバーに絡めるかもしれない。

SNSを使わないあたりも現代の若手選手にしては珍しく、ドイツの中堅クラブで必死に結果を出し続けるバーカートも来年のワールドカップ招集メンバー候補か。

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