ポグバの“全盛期”はどこ? ユーヴェ時代の方が優れていたとの意見も

ポグバはワールドクラスの才能の持ち主だが…… photo/Getty Images

才能は間違いないが……

マンチェスター・ユナイテッドでプレイするMFポール・ポグバは少し不思議なプレイヤーだ。

実力は確かで、2018年にはフランス代表の主力としてワールドカップ・ロシア大会制覇にも貢献。ワールドクラスの実力者なのは間違いない。

しかし、少々波が激しい。好調時は1人で試合を決めてしまうほどのパフォーマンスを見せるが、調子を落とした時期は一気にパフォーマンスの質が落ちてしまう印象だ。安定感という点も含めると、マンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネ級の攻撃的MFとは比較出来ないかもしれない。
1つ気になるのは、全盛期はいつかということだ。ポグバに関しては、ユヴェントスでプレイしていた頃の方が良かったのではと言われることがある。巨額の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに復帰したものの、その期待に100%応えたわけではないと評価されているわけだ。

実際ユヴェントスでプレイしていた2015-16シーズンにはセリエAで8得点12アシストと見事な数字を残しており、間違いなくセリエAでもトップ5に入るMFだったはずだ。

また2014-15シーズンにはチャンピオンズリーグ決勝の舞台も経験しており、チーム成績はマンU時代よりユヴェントスの方が優れている。

マンUに復帰してからは2018-19シーズンにプレミアリーグで13得点9アシストの成績を残しているが、次のシーズンは怪我もあって1得点3アシスト、昨季も3得点3アシストまで数字が落ちてしまった。

安定感を欠いていることも、ユヴェントス時代の方が良かったのではと議論される理由なのだろう。

ポグバは28歳となったが、まだマンUではプレミア制覇を経験していない。チャンピオンズリーグもだ。

今季はリーグ戦の方で7アシストを記録しているが、得点はゼロ。より大きなインパクトを求めたいところなのだが、ポグバの全盛期はどこなのだろうか。

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