マネ、サラー、ケシエ、オシムヘン、マフレズ、ハキミ 誰か1人はW杯に行けないアフリカ予選が厳しすぎる

サラーも来年のW杯で見たい photo/Getty Images

出場枠が5つしか用意されていない

ワールドカップの予選では、やはり欧州予選が一番の人気を誇る。レベル、厳しさともに最高峰なのは間違いないが、厳しさではアフリカ予選も負けていない。

アフリカの厳しいところは、出場枠が5つしか用意されていないところにある。現在は2次予選が行われているが、10グループに分けられた2次予選から3次予選へ進めるのはグループ首位の10チームだけだ。

出場の5枠を争う勝負は激しい。今のアフリカはタレント軍団となっているチームが多く、少なくとも現時点でワールドカップで見たいチームが6つはある。

まずはセネガルだ。2次予選でも4戦全勝と勢いに乗るセネガルは説明不要のタレント軍団で、リヴァプールFWサディオ・マネ、ナポリDFカリドゥ・クリバリ、チェルシーGKエドゥアール・メンディら一流のタレントが揃う。来年のカタール大会にてアフリカ勢No.1の実力国となるだろう。

攻撃自慢ではコートジボワール代表も興味深い。ディディエ・ドログバ、ヤヤ・トゥレがいた頃に比べると注目度が落ちたかもしれないが、今のチームにもクリスタル・パレスFWウィルフリード・ザハ、アーセナルFWニコラ・ぺぺ、サッスオーロでドリブルを連発するFWジェレミー・ボガ、さらにアヤックスの点取り屋セバスティアン・ハラーもいる。

ハラーはフランスの世代別代表でプレイしていたが、A代表ではコートジボワールを選択。今回の2次予選ではグループ最大のライバルだったカメルーンを撃破する2得点を記録しており、現アフリカ勢の中でも1、2を争うセンターフォワードと言っていい。ワールドカップで見たい逸材だ。

他にもミランMFフランク・ケシエ、マンチェスター・ユナイテッドDFエリック・バイリーらタレントは揃っており、前回のロシア大会に出場できなかった悔しさを晴らすだけの戦力は整っている。

ハリルホジッチ率いるモロッコ代表も強い photo/Getty Images

ワールドクラスのタレントが予選で落ちるのはもったいない

ヴァイッド・ハリルホジッチ率いるモロッコ代表も2次予選で4連勝と波に乗る。チェルシーMFハキム・ツィエクとハリルホジッチが衝突してしまったのは気がかりだが、パリ・サンジェルマンDFアクラフ・ハキミ、セビージャFWユセフ・エン・ネシリ、FWムニル・エル・ハダディら攻撃陣はまずまず豪華だ。

ハリルホジッチはアルジェリア代表を指揮して2014年のワールドカップ・ブラジル大会でサプライズを起こした実績があり、モロッコも来年のワールドカップで危険なダークホースとなる可能性がある。

そのアルジェリアも強い。マンチェスター・シティMFリヤド・マフレズ、リヨンFWイスラム・スリマニなど同国史上最強世代と言っていいほどタレントが揃っており、2次予選でも4試合で19得点と攻撃陣は爆発している。

ナポリFWヴィクター・オシムヘン、レスター・シティFWケレチ・イヘアナチョ、MFウィルフリード・エンディディ、ヘンクの巨人FWポール・オヌアチュらが揃うナイジェリア代表も実力はある。

2次予選にて中央アフリカ代表に敗れるなど少々不安定な部分も目につくが、ワールドカップでサプライズを起こすだけの力はあるはず。

もちろんエジプト代表FWモハメド・サラー擁するエジプト代表も忘れてはならない。他国に比べるとサラー頼みの印象は強いが、今のサラーは間違いなく全盛期の状態にある。ワールドカップで絶対に見たいタレントの1人だ。2次予選ではグループ首位に立っているため、ひとまず3次予選には進めるだろう。

だが、前述したように出場枠は5つしかない。セネガル、ナイジェリア、エジプト、アルジェリア、モロッコ、コートジボワールと見たいチームは多いのだが、この6カ国のうち1チームは予選で落ちることになる。

やや力の落ちたカメルーン、ガーナに至っては2次予選で現在グループ2位となっており、ここで敗退となる可能性もあるのだ。アフリカ予選も相当に厳しい。

南米や欧州に比べると注目度の高い大陸予選ではないが、熾烈な戦いを繰り広げるアフリカの戦いも面白い。3次予選では超ハイレベルなサバイバルが行われることになるだろう。これを勝ち抜いてワールドカップで旋風を巻き起こすのはどこか。

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