リュディガー不在のチャンスを掴むべし チェルシーの窮地を救う22歳の守備者

ブレントフォード戦で好パフォーマンスを見せたサール photo/Getty Images

またチェルシーの選手層は厚くなる?

これまでは分厚い最終ラインの層に、彼が入り込む余地はなかった。しかし、チームの緊急事態を救うパフォーマンスを見せたなか、チェルシーの22歳はここから出場機会を増やしていくのだろうか。

その22歳とは、現地時間16日に行われたプレミアリーグ第8節のブレントフォード戦にフル出場したDFマラング・サール(22)だ。昨季はポルトにレンタル移籍され、今季もこのブレントフォード戦前まではEFLカップにおける1試合のみの出場にとどまっていた同選手。チェルシーで定位置を掴むのは難しいとの見方もあったが、このプレミアデビュー戦で彼は期待以上の活躍を披露してみせた。

代表戦で負傷したDFアントニオ・リュディガーに代わり、この試合で3バックの一角としてプレイしたサール。ここまでリーグ戦では1試合もベンチ入りすらしていなかった同選手だが、そのパフォーマンスは非常にポジティブなものだったと言っていいだろう。まだ改善点もあったことは否めないが、随所に見て取れた効果的な潰しは確実にチェルシーの守備を助けていた。その貢献度はデータサイト『WhoScored.com』も高く評価しており、このブレントフォード戦における同選手のパフォーマンスにはチームで2番目に高い「8.0」の評価点をつけている。

時間を経るごとに怪しい部分も見えたことは間違いない。しかし、この試合でサールはその才能の片鱗を見せつけることには成功したはずだ。プレシーズンの段階ではプレミアのレベルで通用するかわからなかったものの、トーマス・トゥヘル監督の下で着実に戦力となりつつあるサール。はたして、22歳の守備者はリュディガー不在の間にどこまでチーム内における存在感を強めていくことができるのか。彼も一人前のDFに成長することとなれば、チェルシー最終ラインの選手層はさらに厚くなることとなる。

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