30代に突入してからプレミア“90ゴール”の脅威 遅咲きFWの全盛期は終わらない

レスターのエース・バーディ photo/Getty Images

34歳の今もトップコンディションを維持

花開くのが遅くとも、そんなものは関係ない。レスター・シティFWジェイミー・バーディは下位リーグで必死に技を磨く選手たちにとって希望の星となっていることだろう。

バーディは先日のクリスタル・パレス戦で得点を記録したが、これが30代に入ってからプレミアリーグで記録した90点目だった。

データサイト『opta』によれば、これはアーセナルなどで活躍した元イングランド代表FWイアン・ライト氏に次いで2番目の記録だという。
イアン・ライト氏は30代に入ってから93点を奪っており、バーディはその記録まで残り3点のところまで近づいている。今季のうちに更新できるはずだ。

バーディはフリートウッド・タウンなど下のカテゴリーでプレイを続けてきた苦労人として有名で、プレミアデビューは2014年のことだ。現代サッカー界ではかなり遅いデビューだが、バーディはそこからゴールを量産。

1年目こそ苦戦したが、2015-16シーズンからは毎シーズン二桁得点を継続しており、そのうち3度は20点越えだ。今季もここまで7試合で6得点奪っており、二桁に乗せてくる可能性が高い。34歳の今も衰えを感じさせないのは見事だ。

得点数がすべてではないが、このままライト氏の記録を抜けばプレミアリーグにて30代で最も成功した選手と記憶されることになるかもしれない。遅咲きだったバーディ伝説はまだ終わりそうにない。

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