赤い悪魔に足りなかったラストピース C・ロナウドの復帰でプレミア制覇が現実的に?

さすがはクリスティアーノ・ロナウドだ photo/Getty Images

下位相手の取りこぼしがなくなれば

今夏の移籍市場でクリスティアーノ・ロナウドを獲得したマンチェスター・ユナイテッド。以前マンUで活躍していたスター選手、補強ポイントであったセンターフォワードと言うこともあり、ロナウドの獲得は大きな話題となった。

そんなロナウドの再デビュー戦となったのがプレミアリーグ第4節ニューカッスル戦だ。[4-2-3-1]の9番で先発出場を果たしたロナウドは前線に留まらず、動き出しでスペースを作り出し、そこにブルーノ・フェルナンデスが飛び込むなど、悪くない連携が見られた。また、ボールを持った際の怖さは衰えたと言われているが、この試合ではドリブルからボックス内に侵入し、フィニッシュに持ち込むなど、まだまだプレミアでも通用することを証明している。

すると、47分にメイソン・グリーンウッドの放ったミドルシュートのこぼれ球を押し込み、先制点をマーク。相手GKのミスから生まれたラッキーなゴールではあるが、復帰戦でいきなりゴールを決めるところを見ると、さすがロナウドというべきか。

しかし、後半に入りチームはトーンダウンし徐々にニューカッスルペースに。嫌な流れが続き、ついに失点を喫してしまう。更にアラン・サン・マクシマン、ミゲル・アルミロンを中心とした個を生かしたカウンター攻撃に苦しめられ、先日引き分けたサウサンプトン戦のような悪い流れを断ち切れないでいた。

以前までのマンUであれば、ここからずるずると流れを引きずってしまうのだが、この日はロナウドが居た。後方からのビルドアップでルーク・ショーがオーバーラップし、前線にスルーパスを供給。ボックス内に進入し、追加点を奪って見せた。その後はB・フェルナンデス、ジェシー・リンガードのゴールでニューカッスルを突き放すと、結局4-1での大勝となった。

この試合でも見られた通りボールを保持し相手を押し込むことは出来るが、得点を奪えなければ、時間が経つにつれ主導権を失うことが最近の赤い悪魔の悩みであった。しかし、ロナウドが追加点を奪ったことで、失っていた主導権を奪い返して勝利を挙げている。ロナウドの獲得はこういった取りこぼしを減らせる最高の補強であると言える。

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