大記録を塗り替えたC・ロナウド 期待される赤い悪魔での役割とは

マンUはユナイテッドの課題を解決できるか photo/Getty Images

ロナウドの加入はまさに鬼に金棒だ

先日行われたワールドカップ・カタール大会予選ラウンドのポルトガル対アイルランド。89分、96分と立て続けにクリスティアーノ・ロナウドがゴールを決め、2-1で逆転勝利を収めた。両得点ともにクロスからのゴールとなっており、ボックス内でのターゲットとしての強さを見せつけたゴールとなった。この2得点で代表での通算ゴールが111点となり、世界記録を更新している。7日にはアゼルバイジャン戦を控えており、更に記録を伸ばすかに思われたが、ゴールパフォーマンス時にイエローカードを提示されており、次節は出場停止とのこと。所属クラブであるマンチェスター・ユナイテッドに戻るようだ。

そんなロナウドだが、やはり得点源としての期待が掛かる。マンUは開幕戦のような5得点快勝の試合を見せたかと思えば、サウサンプトン戦のように引き分けとなる試合も多く、非常に不安定な戦いを見せている。3節のウルブズ戦でもメイソン・グリーンウッドがゴールを決めたから良かったものの、引き分けでもおかしくない内容であった。

ロナウドはそういった格下相手の取りこぼしをなくすことができる選手だ。彼の武器は異常な得点力であり、昨季はリーグ戦で29ゴール、一昨季は31ゴールと異次元の数字を記録している。リーグ戦が38試合行われ、その中の半分以上のゲームで得点を決められる可能性の高い選手がピッチに立っていれば、ある程度の取りこぼしはなくすことが出来る。また、代表でチームメイトのブルーノ・フェルナンデスや1試合で4アシストを記録したポール・ポグバがマンUには在籍しており、ロナウドとしても得点を量産しやすい環境だ。

代表ウィーク明けのニューカッスル戦でロナウドは起用可能といわれており、赤い悪魔の課題である勝ち点の取りこぼしを解消できるか。

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