ラムジーを戦力として見るのは困難か 開幕ドローのユーヴェに追い討ちをかける不安材料

開幕戦ではスタメン出場を果たしていたラムジー photo/Getty Images

心配された“怪我がちな面”が早くも露呈

ウディネーゼとの開幕戦では2点のリードを奪うも、後半に2点を奪い返されて痛恨のドロー。復活を予感させるパウロ・ディバラの活躍などポジティブな面もあったが、王座奪還を目指すユヴェントスは、今後へやや不安が残るスタートとなってしまった。

そして、それに追い討ちをかけるような出来事も起こってしまった。ユヴェントスは24日、ウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが負傷離脱することになったと発表したのだ。開幕戦後に行った検査で、内転筋を損傷していることが判明したとのこと。怪我の具合は軽度とのことだが、数週間の離脱は免れないだろう。10日以内に再検査を行い、復帰時期を正確に測るという。

チームの指揮官に再任したマッシミリアーノ・アッレグリ監督の下で、アンカーやボランチへコンバートされ、新レジスタとして今季の活躍が期待されたラムジー。持ち味である視野の広さや技術の高さを生かし、プレシーズンからこの新たな才能を開花させつつあった。開幕戦でもディフェンスライン(センターバックの間)に入ってビルドアップを行うなど、特に前半はチームにリズムをもたらしていた。

しかし、開幕以前から懸念材料に挙がっていた“怪我がちな面”が早くも露呈。ラムジーは今季のチームの中心となりそうなディバラと最もイメージを共有することができる選手のひとりで、持っている技術や才能も文句なし。開幕前からワクワク感もあった。それだけに、同選手のわずか1試合での離脱は残念でならない。やはり近年怪我に苦しめられてきた“ガラス”のラムジーを、1シーズン通して戦力として見るのは少々厳しいか。

こういった状況もあり、新たに期待が集まりそうなのが新戦力のイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリだ。今夏の移籍市場で長きにわたる交渉の末にサッスオーロから獲得した同選手だが、開幕戦で早速ユヴェントスデビューを果たしていた。まだユヴェントス加入から2週間たっていないが、ラムジーが離脱したことで、早々に出番が回ってくるかもしれない。

幸いにも、負傷で出遅れていたフランス代表MFアドリアン・ラビオがチームの全体練習に復帰したという報もある。また、開幕戦では後半の途中からサイドバックを務めていたブラジル代表DFダニーロが一列前に上がり、中盤の底でプレイしていた。28日に行われる第2節エンポリ戦では誰がラムジーの代役を務めるのか、アッレグリ監督の采配にも注目が集まる。

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