ゴールもアシストもお手のモノ なんでもできるB・フェルナンデス

開幕戦はフェルナンデスの大活躍となった photo/Getty Images

昨季は18ゴール12アシストを記録している

リーグタイトル奪還を目指すマンチェスター・ユナイテッド。今夏の移籍市場では既にレアル・マドリードからラファエル・ヴァラン、ボルシア・ドルトムントからジェイドン・サンチョを獲得し、戦力の底上げに成功している。

そんなマンUのプレミア開幕戦はマルセロ・ビエルサ率いるリーズ・ユナイテッドとの一戦となった。

序盤からリーズのマンツーマンディフェンスに苦戦することなく、攻め込むマンUはブルーノ・フェルナンデスのゴールで先制すると、その流れで5得点を挙げ、結果5-1の大勝で21-22シーズンの初白星を挙げた。更に前述したサンチョもデビューし、良い開幕戦となった。

その中でも特に目立つ存在だったのが、先制点を含むハットトリックを達成したフェルナンデスだ。[4-2-3-1]の彼の定位置であるトップ下でピッチに立ったフェルナンデスではアタッキングサードでのワンタッチの創造性のあるパスでリーズのマンツーマンを剥がすと、ストライカーのような抜け出しでゴールを奪っている。また、ボールキープから相手を引き付け、ギリギリでパスやドリブルで抜け出すことによってリーズの守備陣をかく乱させていた。

更にこの試合だけで4アシストを記録したポール・ポグバの存在もあり、リーズとしては守備の的を絞るのに苦労していた印象だ。

EURO2020ではポルトガル代表として満足に活躍できなかった鬱憤を晴らすかのように活躍したフェルナンデス。今季はCLの出場権を得ており、マンUをビッグイヤー獲得に導くのは彼なのかもしれない。

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