マンUの有望株は武者修行先で“大変身”? 新境地開拓で大成長の予感

今季はマンUからバーミンガムへとレンタルされているチョン photo/Getty Images

今夏バーミンガムへ向かった21歳

今夏、マンチェスター・ユナイテッドからチャンピオンシップ(英2部)のバーミンガムへと武者修行に向かったFWタヒス・チョン(21)。これまでは期待の若手の一人として扱われてきたものの、彼は今回のレンタル移籍を経ていよいよ赤い悪魔にとって“戦力”となるまでに成長を果たすのか。下部組織出身のウインガーは、新天地で大きくプレイの幅を広げるかもしれない。

そんな期待を寄せることができる大きな理由が、バーミンガムにおける起用法だ。これまでは類まれなスピードや高いドリブル技術を武器とするサイドアタッカーとして注目されていた同選手。だが、現地時間7日に行われたチャンピオンシップ第1節のシェフィールド・ユナイテッド戦にて、彼は中盤のインサイドハーフとして先発出場。この試合でチョンはチームダントツのタックル成功数(7回:成功率77.7%)やボールリカバリー数(5回)を記録し、バーミンガムの守備を支える存在となったのだ。そんな彼の活躍もあり、チームは1-0で勝利。チョン自身もこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれることとなっている(スタッツはデータサイト『WhoScored.com』より)。

これまではその攻撃性に注目が集まっていたものの、新天地でチョンがいきなり見せた中盤における“ハードワーカー”としての可能性。マンUでウイングとして勝負していくのは茨の道だが、これだけ中盤での守備ができるとなると今後生き残りの道は広がってくるか。
「チョンがこんなに中盤で守備ができる選手だったとは。ぜひその能力を磨いてくれ」

「ユナイテッドのウイングは競争が激しいポジションになってしまったが、これならまだチョンには生き残る道がありそうだ」

「中盤のハードワーカーはちょうど欲しかった。このコンバートはユナイテッドにとってもプラスになるかもね」

英『Manchester Evening News』によると、SNS上のマンUファンもチョンの見せた意外な一面には大きな期待感を抱いた様子。はたして、レンタル先で新たな扉を開きつつある21歳は、1年後に大きく成長した姿を見せることができるのか。2022年夏、マンUは思わぬ形で探し求めていた中盤のハードワーカーを手に入れることとなるかもしれない。

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