W杯へ森保ジャパンの“主役”は鎌田大地に? ブンデス6番手の攻撃的MF

フランクフルトで評価を上げる鎌田 photo/Getty Images

ドイツで得る高い評価

来年のワールドカップ・カタール大会を目指す森保ジャパンで攻撃陣を引っ張るキーマンは誰になるのか。

森保ジャパン発足当初は南野拓実、堂安律、中島翔哉の3人が新星として注目を集めたが、2020-21シーズンに評価を上げたのはフランクフルトMF鎌田大地だ。

現状の2列目争いでは鎌田が一歩リードしていると言っていい状況で、ブンデスリーガでの評価も上々だ。独『Kicker』は現ブンデスリーガの攻撃的MFを順位づけしているが、そこでも鎌田は6位に選ばれているのだ。
1位トーマス・ミュラー(バイエルン)、2位マルコ・ロイス(ドルトムント)、3位クリストファー・エンクンク(ライプツィヒ)、4位ダニ・オルモ(ライプツィヒ)、5位ラース・シュティンドル(ボルシアMG)、そして6位が鎌田だ。

このうちミュラーとロイスは別格として取り上げられており、この2人はワールドクラスと言っていい実力者だ。しかし、タレントが揃うブンデスリーガで攻撃的MF部門6位は十分すぎる評価と言える。鎌田はワールドクラスの一歩手前まで近づいた印象か。

2018年のロシア大会ではトップ下の香川真司、左サイドハーフの乾貴士といった選手が2列目の中心となっていたが、現在は2人とも代表から離れている。カタール大会では主役が入れ替わるはずで、現状では鎌田がトップ下最有力候補か。

課題があるとすれば得点力だが、鎌田は日本の主役になっていけるのか。カタール大会へ2021-22シーズンは勝負の1年となりそうだ。

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