矢野貴章との“アラフォー2トップ”で上位進出なるか 栃木SCへ加入が決まった豊田陽平 

エースとして長年鳥栖を支えた豊田 photo/Getty Images

10年ぶりにJ2の舞台で戦うことに

栃木SCは5日、サガン鳥栖から豊田陽平の獲得を発表。豊田は日本代表経験もあり、2008年に行われた北京オリンピックでは1ゴールを記録したFWだ。17位と下位に沈む栃木を上位へ上げることができるだろうか。

豊田は現在36歳のストライカー。名古屋グランパスでデビューすると、モンテディオ山形へとレンタル移籍。北京五輪にも出場し、山形で活躍すると、京都サンガF.C.を経て2010年に当時J2の鳥栖へ入団する。途中で韓国の蔚山現代FCにも移籍したが、在籍12年の鳥栖では通算247試合で92ゴールを決め、エースとして君臨した。しかし今季は3試合でゴールは0。出場機会を求め、栃木への移籍が決まった。

栃木はロングボールを主体にゴールを狙うスタイルを展開するものの、今季は4勝9分8敗の17位と残留争いを続ける。そんなクラブにとって彼の加入は大きな影響をもたらすだろう。

昨季ブレイクした明本考浩が浦和へと移籍し、新たな得点源を必要としていた栃木。しかし今季の最多得点者は、森俊貴の5ゴールに止まっている。森に次ぐ4得点を決める矢野貴章もロングボールのこぼれ球を拾うなど豊富な運動量と献身性に優れており、単独でゴールを量産するタイプではない。ターゲットマンの補強としても、豊田は栃木の大きな武器となり、矢野にもチャンスが増えることで得点数の増加も見込める。

J1でも数々の実績を残す36歳が12年ぶりの移籍でチームをけん引することができるだろうか。矢野とともに30代後半の2トップがチームをJ2残留へ導くための2大エースとなるかもしれない。

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