買い物上手なレスターが狙うはフランスのレフティモンスター 多くの名門クラブとの争奪戦を制すか

レスターが狙う逸材とは photo/Getty Images

21歳のアドリ

「ミラクルレスター」以降、クラブとしての格が年々上がっているレスター・シティ。昨季は惜しくもリーグ5位ではあったが、4位以内のCL出場権を獲得しても、もはや誰も奇跡とは思わないほどに強いチームに成長している。

では、なぜそこまで強いチームに成長したのか。確かに指揮官であるブレンダン・ロジャーズは優秀な監督であるが、ここまでレスターが強くなった要因は的確な補強にあると言える。特にチームの主軸であるユーリ・ティーレマンスやジェイムズ・マディソンはここ数年でチームに加わった選手であり、しっかりクラブに貢献している。そんな買い物上手のレスターが来季に向けて狙うのは、フランス2部のトゥールーズに在籍するFWアミン・アドリだ。トゥールーズと言えば現在はガンバ大阪に所属しているDF昌子源が過去に在籍しており、日本人にも少しは馴染みのあるクラブだ。

2000年生まれのアドリはモロッコ系のフランス生まれで、年代別の代表にも選ばれている。トゥールーズとは2018年に契約し、今季は33試合に出場して8ゴールを決めている。数字からも伝わる通り若手でありながらもチームの主力で、今後トゥールーズに欠かせない存在となるはずだったが、フランス1部への昇格失敗が決め手となり移籍を検討しているようだ。

そこで英『Leicestershire Live』の報道によれば彼を狙っているのはレスターだけでなく同じプレミアであればアーセナルが。他リーグでいえばボルシア・ドルトムントやACミランが獲得を希望しているようだ。特にドルトムントに関しては今夏で移籍が濃厚となっているジェイドン・サンチョの後釜にアドリを据えたい考えがあるようで、争奪戦となりそうだ。

そんなアドリはトゥールーズで[3-5-2]の2トップの一角を任されている。前線に張るタイプではなく、降りてボールを受けることが多い。そこからのドリブルは非常に切れ味が鋭い。また、利き足である左足を多く使う傾向にあり、前述した8ゴールのうち、6ゴールは左足で決めている。

レスターでも同じフォーメーションを使っていることは彼に有利に働く可能性が高く、加入となればライバルはケレチ・イヘアナチョか。まだ若く、即戦力ではなく未来への投資だと思われるが、レスターが狙う若手選手となればその期待値は大きい。今後の動向に注目したい(データは『Sofa Score』より)。

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