ペップはポルトガル代表MFを手放してはいけない 二つの顔を見せるレフティ

アトレティコから関心を持たれているシウバ photo/Getty Images

中盤に豪華な選手を揃えるマンC

2020-21シーズンも終わりを迎え、次はEURO2020に向けて進んでいる欧州サッカー界。こういった時期は選手の移籍報道や監督人事と様々な情報が入り乱れるが、プレミア王者であるマンチェスター・シティの中心選手、ベルナルド・シウバ獲得に向けてアトレティコ・マドリードが獲得に手を挙げているようだ。

仏『France Football』によれば指揮官であるディエゴ・シメオネは2016年からシウバに興味を示しているようだ。マンCがアストン・ヴィラ所属のジャック・グリーリッシュ獲得の噂もあってか、アトレティコはシウバが余剰戦力になると考えており、彼をチームに加えたいとのことだ。

こういった話が出ているが、まずシウバが余剰戦力となることはないだろう。CLファイナルではスタメンで起用されており、指揮官であるジョゼップ・グアルディオラからの信頼も厚く、選手としても不満を抱えている可能性は低い。

また、彼のハードワークはチームの中でもトップクラスの貢献度を誇っており、そのうえチャンクメイクもこなせる同選手をプレミア王者は手放すだろうか。

前述したグリーリッシュの加入については、来季も偽9番を継続するのであれば中盤の選手が不足しているため、チームのターゲットとしては合っている。しかし、二人はプレイスタイルもポジションも異なるため、共存は可能だろう。過密日程を考えれば、実力者は多ければその分、チームの安定感の向上にも繋がる。

来季こそビッグイヤー獲得を目指すマンCとしては、シウバを放出する可能性は限りなく低いと言える。26歳と成熟を迎える同選手に注目だ。

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