高さこそ強さだ ウルブズを破壊した長身ストライカーの実力

バーンリーと攻撃の柱として活躍しているウッド photo/Getty Images

安定した得点力を誇るウッド

2012年からショーン・ダイシ監督の長期政権となっているバーンリー。入れ替わりの激しいプレミアリーグでこれほどまでに長く同じチームで指揮を取っているのは珍しいと言える。それもそのはずで、近年では7位や10位といったプレミアでのトップハーフに残っており、クラブからの監督への信頼の厚さがうかがえる。しかし、今季は14位と少し寂しい結果になっている。その中でも一人、チーム唯一の二桁得点を挙げて奮闘しているのはFWクリス・ウッドだ。

オーストラリアでキャリアをスタートさせたウッドは2009年にイングランドに上陸し、多くのクラブを渡り歩いて2017年からバーンリーに在籍している。

そんな彼の特長は身長191cmという大きな体躯だろう。強靭な肉体を持った選手がひしめくプレミアでも、ひときわ強靭なフィジカルの持ち主である。また、2017-18シーズンを除けば6年連続となる二桁得点の記録をもっており、プレミア屈指の実力者でもある。

そんなウッドは25日に行われたウルブズ戦で爆発。前半だけで3得点を記録し、ハットトリックを達成している。得点だけでなく、高さを活かしたポストプレイは絶品でその流れからキーパスも2本記録している。組み立ての部分で難しさのあったこの日のバーンリーだが、前線に収められる長身のウッドはチームとして非常に心強い存在に違いない。

また、今季は彼以外からの得点が少なく、ウッドに次ぐ得点者はアシュリー・バーンズが3点と厳しい状況だ。ウッドの調子次第で降格圏内に沈んでいたのはバーンリーだったかもしれない。

それでも、現状は36ポイントと降格圏内から9ポイント離しており、ここから波乱が起きなければ残留はほぼ確定と見ていいだろう。まだ今季は終わっていないが、来季の上位浮上に向けて残りのシーズンもウッドのゴールに期待だ(データは『WhoScored.com』より)。

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