今シーズンのCL男? 国内よりもヨーロッパで得点を重ねる長身ストライカー

今大会のCL男になれるか photo/Getty Images

今季CLで6ゴールを決めるジルー

13日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝の2ndレグでチェルシーはポルトと対戦。0-1で敗れるものの、2試合合計スコアで上回り、準決勝進出を決めた。そんなチェルシーの中でCLでもっとも得点を決めているのがオリヴィエ・ジルーだ。

現在CLでは6得点とチーム内得点王のジルー。得点ランクトップのアーリング・ハーランドは10得点であるものの、所属しているドルトムントはすでに敗退しているため、得点王も十分狙えるだろう。

そんなジルーだが、プレミアリーグでは現在4ゴールとあまり結果を残せていない。プレミアは14試合の出場にとどまっており、ベンチを温める機会も少ない。そのため1試合あたりのゴール指数も「0.3」と寂しい結果となっている。
しかし、CLでは存在感を発揮。CLでの1試合あたりのゴール指数は「0.9」とプレミアよりも高い成績を誇る。また出場時間の合計258分で6得点と今大会2位の"少ない時間でもっとも得点を重ねているプレイヤー"でもある。

優勝するクラブには、時折その大会に当たっているストライカーがいる。一昨年のリヴァプール優勝時に活躍したディボック・オリギなどが良い例だ。ジルーもスタメンでコンスタントに得点を重ねることはできていないものの、CLでのゴールは今季のチェルシーで大きく貢献しているだろう。ベスト4が出揃った今大会。CL男のジルーが少ない時間でもゴールネットを揺らすことができれば、ビッグイヤー獲得に近づくことができるだろう。

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