最前線で魅せる浦和ベテランストライカー 点を取るだけじゃないFWの貢献度

武藤が連勝の立役者だ

7日に明治安田生命J1リーグで清水エスパルスと対戦した浦和レッズ。セットプレイから岩波拓也が今季初ゴールを挙げると、終盤には杉本健勇がスーパーゴールを決めて2-0で白星を挙げた。今季は得点力不足に泣く序盤戦となったが、前節の鹿島戦から続けて複数得点を挙げており、更に今季初連勝となった浦和。新監督であるリカルド・ロドリゲスの戦術の浸透もあるが、ここ2試合で先発を務めている武藤雄樹の存在は忘れてはならない。

第6節まで杉本に先発の座を譲ることとなった武藤だが、白星を挙げた鹿島戦ではスタメンに返り咲き勝利に貢献した。続く清水戦でも最前線となる9番の位置で先発出場を果たした。

前節同様、9番での出番となるが彼のプレイエリアは前線にとどまらず、各方面に顔を出してボールの受け手として攻撃に貢献。高い足元の技術と常に周りを見てサポートに回る彼の動きは浦和にとって非常に重要な存在と言える。更にベテランならではの冷静さも兼ね備えており、焦ってしまう場面でも武藤に預ければまた攻撃が再開できるため、途切れない連続した攻撃も可能となる。

周りとの連携面でも抜群の良さを見せる。各方面に顔を出すため降りて受けることの多い武藤だが、それによって前にスペースが空き、明本考浩や関根貴大といったサイドの選手が飛び出せるコンビネーションも悪くない。

武藤はまだ今季ゴールを挙げていないが、彼の存在が攻撃の助けになっていることは間違いないだろう。あとは目に見える結果が欲しいところだ。離脱していた興梠慎三が徐々に出場機会を増やしており、杉本もこの試合で素晴らしいゴールを決めて監督にアピールした。新加入ストライカーのカスパー・ユンカーの存在も気になるところだ。競争力が高い前線だが、今後の武藤の奮闘に期待したい。

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