ダービーに続き大一番で敗れたトッテナム 守護神も「この敗戦は恥」

オルシッチのハットトリックの前に沈んだトッテナム photo/Getty Images

2点のアドバンテージがあったが……

19日に行われたヨーロッパリーグベスト16の2ndレグ、トッテナム・ホットスパー対ディナモ・ザグレブの一戦は0-3でザグレブに軍配が上がった。先日行われた1stレグではトッテナムが2-0で勝利したため、トッテナム有利とされていたが、ミスラフ・オルシッチのハットトリックで巻き返しに成功し、クロアチア王者が次に駒を進めた。

試合開始後は攻め急ぐザグレブに対し、トッテナムは2点のアドバンテージがあるため、焦らず自分たちのサッカーを続けるも、先発出場したデル・アリのコンディションが優れず、攻撃面では違いを作れずにいた。唯一、ルーカス・モウラの快速を生かしたカウンターから攻撃のチャンスを見出すも、ゴールが遠い。後半に入ると好調を維持しているガレス・ベイルが投入され、右サイドから好機を創出していく。これは数字にも表れており、キーパスの数は3本。途中交代にも関わらず、この数字を記録したベイルの状態の良さがうかがえる。

しかし、後半62分オルシッチにスーパーゴールを決められ、続く82分には同点弾となるゴールを沈められてしまう。1点目のゴールは仕方ないものの、2点目はオルシッチをゴール前で完全にフリーにさせてしまい、守備の脆さを露呈してしまった。同点で迎えた延長後半では開始直後に再びオルシッチにボールが渡り、ハーフウェイライン付近から寄せる相手をものともせず、決勝点をマークした。確かにこの日のオルシッチの活躍は規格外だったが、どうすることもできなかったのか、疑問に思ってしまう。

試合後、この日フルタイム出場を果たしたウーゴ・ロリスは「この敗北は恥だ」と英『talkSPORT』に語っており、今回の敗戦がどれほど大きいものであったのかが分かる。ダービーに続いて大一番での敗戦となり、今季もタイトルが遠くなっていくトッテナム。残すコンペティションはリーグ戦とカラバオ杯のみとなっており、リーグ戦は現在8位とヨーロッパリーグすら厳しい状況だ。そしてカラバオ杯決勝の相手は好調マンチェスター・シティ。再びチーム全体で気を引き締める必要がありそうだ。

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