所属期間は短かったが……
サッカー界で注目を集めるのは常にビッグクラブで活躍する選手たちだが、時に中堅クラブを天才的なテクニックで引っ張る者が現れる。
2015-16シーズンのプレミアリーグで特別な輝きを放った選手といえば、現在フランスのマルセイユでプレイするMFディミトリ・パイェだ。
パイェはタイトルとはあまり縁のない選手だが、そのテクニックはワールドクラスだ。プレミアのビッグクラブでプレイすることはなかったが、2015-16シーズンにはウェストハムの一員として9得点12アシストの成績を記録。当時の輝きを記憶しているサッカーファンは多いはずだ。
今回英『Sportbible』がパイェの活躍を振り返っているが、やはりパイェのテクニックは特別だ。フリーキックも高い精度を誇り、パイェがボールを持つと何かが起こる予感がしたものだ。
当時はフランス代表の一員としてEURO2016でも特別な輝きを放つことになり、パイェにとってはキャリアで1番良い時期だったと言えるかもしれない。プレミアでプレイしたのは2シーズンのみだが、今でもパイェはファンタジスタ系のチャンスメイカーとしてサッカーファンから愛されている。