武者修行先で急成長する“17歳” リヴァプールが期待したい逸材FWとは

今季レンタル先のブラックバーンで躍動しているエリオット photo/Getty Images

ブラックバーンで定位置を確保

負傷者続出による影響こそあるものの、2020-21シーズンのリヴァプールでは将来有望な若い力の躍動が目立つ。中盤で存在感を放ち始めたカーティス・ジョーンズ(19)や、主力センターバック不在の中でその穴を埋めているリース・ウィリアムズ(19)やナサニエル・フィリップス(23)……。苦しい状況ではあるが、リヴァプールでは着実にチームの次世代を担うであろう人材が育ってきている。

そんなリヴァプールだが、現在武者修行先で奮闘している若手の活躍も見逃せない。今季ブラックバーンへレンタル移籍している17歳FWハーヴェイ・エリオットだ。

2019年夏にフラムから加入し、移籍初年度となった昨季はカップ戦を中心にリヴァプールで公式戦8試合に出場したエリオット。まだ16歳の新鋭FWがこれほどトップで出場機会を得たことに、大きな期待感を抱いた人も多かったことだろう。そして、同選手は勢いそのままに今季チャンピオンシップ(英2部)にてここまで4ゴール4アシストを記録している。ブラックバーンではすっかりウイングの定位置を手に入れており、今ではチームの攻撃陣に欠かせない存在だ。リヴァプールが確保した逸材FWは、その実力が“世界最高の2部リーグ”と名高いチャンピオンシップでも通用することを証明している。

そんなエリオットの才能には、ブラックバーンの同僚も大いに驚かされているようだ。かつてリヴァプールにも所属した経験のあるMFスチュワート・ダウニングは、この17歳はどの能力を取っても規格外だと次のようにクラブ公式サイトへ語っている。

「ハーヴェイはまだ若い選手だから注意しなければならないけど、本当に頼りになるよ。うまくプレイして、着実にゴールを積み重ねている。サッカー選手のキャリアに浮き沈みはつきものだけど、彼は今後多くのゴールやアシストを獲得することができると思う。それだけの資質を備えているよ。ゲームを読む力、クオリティ、ボールを味方に預けるタイミング……。どれを取ってもまだ17歳とは思えない。本当に素晴らしい選手だと言わざるを得ないね。リヴァプールへ戻っても、彼なら十分にやっていけると思うよ」

近頃、リヴァプールではエジプト代表FWモハメド・サラー退団の可能性が盛んに噂されている。しかし、サラーの後釜として十分機能する可能性を秘めた逸材を彼らはすでに手にしているのか。武者修行先で一皮剥けたティーンエイジャーの成長からは、今後も目が離せない。

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