121得点149アシストが示す能力 点取り屋からアシストマシーンへ変化したFW

バイエルンのミュラー photo/Getty Images

アシスト数が得点数を超えているとは

昨季リーグ戦21アシストの勢いはまだ続くのか。ブンデスリーガ最高のチャンスメイカーとなったベテランは止まらない。

今季も開幕から快調にアシスト数を伸ばしているのは、バイエルンFWトーマス・ミュラーだ。

ロベルト・レヴァンドフスキにとってのベストパートナーとなっているミュラーは、開幕戦から毎試合アシストを記録。ここまでリーグ戦4試合を消化して3得点4アシストと絶好調だ。
ミュラーといえばドイツ代表でも点取り屋の立場にあったが、最近はそのイメージが大きく変わった。

昨季はリーグ戦で8得点21アシストと、アシスト数の方が3倍近く多いシーズンを過ごした。その傾向は今季も同じなのかもしれない。

気付けばブンデスリーガでの成績は、通算355試合で121得点149アシスト。アシスト数の方が得点数を上回っており、点取り屋というよりはチャンスメイカー色の強い選手に変わってきている。

レヴァンドフスキは今季もリーグ得点王を狙っていることだろうが、隣にミュラーがいる限りは今季もゴールを量産できるだろう。

レヴァンドフスキが得点王、ミュラーがアシスト王となれば、バイエルンにとっては言うことなしだ。

ドルトムントのFWアーリング・ハーランド&ジェイドン・サンチョの若手コンビも気になるところだが、今季のブンデスリーガ個人タイトル争いはどうなっていくのか。ここも1つの注目ポイントだ。

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