放出を後悔する時はくるか
FWメイソン・グリーンウッド、DFテデン・メンギなどマンチェスター・ユナイテッドからは次々と興味深い若手が出てきているが、その一方で才能の流出も起きている。
今夏にマンUを離れ、フランスのリールへ加入する決断を下したのは20歳のイングランド人FWアンヘル・ゴメスだ。
ゴメスはリールにフリーで移籍し、そこから今季はポルトガルのボアヴィスタにレンタル移籍。すると初陣となったナシオナル戦でいきなり3アシストを記録し、強烈なインパクトを残してみせたのだ。
仮にゴメスがこのまま活躍を続ければ、将来マンUが放出を後悔する日がくるかもしれない。ポルトガル『O Jogo』によると、リールのルイス・カンポスFDもゴメスが欧州最高のタレントの1人になれると期待をかける。
「アンヘルはシーズンに30〜40試合はプレイする必要があり、上手くいけば欧州最高の才能の持ち主だと証明できるだろう。彼はU-17ワールドカップを制したイングランド代表の主将でもあったからね」
ゴメスはイングランド期待の新黄金世代の1人であり、2017年にはU-17ワールドカップを制覇している。今はU-20イングランド代表にも召集されており、アピールに成功すれば3年以内にA代表へ入ってくることも可能だろう。
ボアヴィスタで出番を確保したゴメスが今季何を見せてくれるのか。マンUは離れたが、サポーターの中にはゴメスのことを追いかけている者も多いはずだ。