新型コロナウイルスによる財政問題の影響もあり、アーセナルは55名ものスタッフ解雇へと動いた。
この情報は世界的に大きな衝撃を与えることになり、疑問の声も多く出ている。チームは今夏にもウィリアンやフィリペ・コウチーニョら新戦力の獲得が噂されており、お金をかけるポイントに疑問を抱く人も少なくないのだ。
さらに衝撃だったのは、その解雇された55名の中にセスク・ファブレガスやガブリエウ・マルティネッリ、エクトル・ベジェリンらを発掘した敏腕スカウトのフランシス・ガジガオ氏も含まれていたことだ。
アーセナルは今季も多くの若手が躍動していたが、ガジガオ氏が職を離れることで若手発掘に支障をきたす可能性もある。
スペイン『MARCA』によると、10代でバルセロナからアーセナルへ移籍する大胆な決断をしたセスクもガジガオ氏の解雇を嘆いている。裏方の仕事ではあるものの、アーセナルにとって極めて重要な人物だったと主張しているのだ。
「アーセナルにとって彼は非常に重要だった。彼はクラブが多くのタイトルを獲得するのに貢献した。誰も彼の仕事を見ていないが、クラブにとっては非常に重要な仕事だったんだ。彼の影響力は極めて大きかった」
アーセナルは今夏にサンテティエンヌからDFウィリアム・サリバが合流しているが、こちらも19歳と若い選手だ。今後こうした若手を発掘出来ないとなれば問題だが、この解雇はどのような影響を与えるのだろうか。
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