アーセナルの今季を救う運命の決勝 点取り屋が燃えるチェルシーへのリベンジ

アーセナルのラカゼット photo/Getty Images

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昨季はEL決勝でチェルシーに敗北

リーグ戦では8位に終わり、優勝が期待されたヨーロッパリーグはベスト32でオリンピアコスにまさかの敗北を喫するなど、今季のアーセナルは非常に苦いシーズンを過ごしてきた。

挽回のチャンスがあるとするなら、1日に迫るチェルシーとのFA杯・決勝を制するしかないだろう。ここで優勝できれば、今季のダメージが少なくなるのは間違いない。

そしてこのファイナルに燃えているのがアーセナルFWアレクサンドル・ラカゼットだ。
英『Daily Mail』によると、ラカゼットはFA杯のトロフィーがチームとサポーターを救うものになると理解している。良い締めくくりにするためにも、このファイナルは意地でも落とせない。

「僕たちはこのトロフィーで今季を救えると理解しているから、興奮しているよ。チームにとっても、ファンにとっても大きな意味を持つ。リーグ戦は悪いポジションで終わり、ヨーロッパリーグでもオリンピアコスに早い段階で敗れた。僕たちはいくつかターゲットを逃してしまった。だからこそ、FA杯のトロフィーは僕たちのシーズンを救うことになる」

またチェルシーは何かと因縁のある相手だ。国内のライバルというだけでなく、昨季はヨーロッパリーグ決勝で激突して敗れている。同じ相手に2シーズン続けてファイナルで敗れるのは後味が悪すぎる。

「昨季のヨーロッパリーグ決勝は、僕の中でも最悪のフライトの1つだった。誰も話さなかった。長いフライトで、本当に静かだった。ファイナルで敗れたあとに何かを話したり、笑ったりするのは本当に難しい。全員が失望していた」

ラカゼットはこのように話しており、今度は笑ってシーズンを終えたい。コンペティションは違うが、FA杯のファイナルでチェルシーに昨季のリベンジを果たせるのか。アーセナルの選手たちは決勝後に笑い合おうと燃えている。

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