若手の躍動などポジティブな部分もあるのだが、アーセナル指揮官ミケル・アルテタの働きぶりをどう評価すればいいだろうか。
アーセナルは先日も格下のアストン・ヴィラに敗れており、相変わらずパフォーマンスには波がある。
注目したいのは、アーセナル指揮官就任後最初の19試合だ。アルテタはアストン・ヴィラ戦がリーグ戦19試合目だったのだが、成績は8勝6分5敗。稼いだ勝ち点はちょうど30点だ。
英『The Sun』によると、この数字はアーセナルの過去4人の指揮官より悪いという。
例えば前任のウナイ・エメリは最初の19試合で11勝5分3敗で勝ち点は38。アルテタより8ポイント多く稼いでいる。
1996-97シーズンより指揮したアーセン・ヴェンゲルは、最初の19試合で勝ち点33、その前のブルース・リオクもヴェンゲルと全く同じ成績で勝ち点33、その前のジョージ・グラハムはエメリと同じ勝ち点38を稼いでいる。
もっともエメリの場合はスタートダッシュこそ良かったものの、そこから失速した。アルテタがここから巻き返せるならば問題ない。
しかし、今のペースではサポーターも納得しないはず。ファイナルまで進んだFA杯を制覇すれば印象は多少変わるだろうが、ファイナルでチェルシーを撃破できるのか。アルテタにとってはサポーターの信頼を勝ち取る重要なゲームになりそうだ。
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