現在ASモナコでプレイする元スペイン代表MFセスク・ファブレガスといえば、長くプレミアリーグでプレイした選手だ。そのキャリアでは途中に3年間バルセロナを挟むものの、アーセナルの選手として8年、そしてチェルシーの選手として4年半イングランドで活躍した同選手。その美しいプレイは間違いなくプレミアファンの記憶に今も刻まれている。
そんなセスクがプレミアでプレイした計12年半という時間の中で、最も厄介に感じた相手選手を一人選んでいる。英『BBC』のインタビューに登場した天才MFが名前を挙げたのは、リヴァプールの中盤に君臨していたレジェンドだ。
「ジェラードはそのフィジカルからしても、僕にとって最も扱いづらい相手だったよ。彼はボックス・トゥ・ボックスの選手で、右足でも左足でもペナルティエリア外からシュートを放つことができたんだ。まるで機械のようだったね」
これまで対戦した中でセスクが最もタフな相手だったと語るのは、リヴァプールの元主将スティーブン・ジェラードだ。驚異的な攻撃力を誇り、どこからでも強烈なシュートを打ってくる大砲に、セスクはかなり苦しめられていたという。
アーセナル時代にもチェルシー時代にも、ジェラードとは何度もピッチ上で相見えたセスク。リヴァプールと対戦するたび、彼は相手チームの主将とマッチアップすることを憂鬱に感じていたか。ファンとしては名手同士の対決に心踊らせる瞬間だったが、当人にとっては苦しい時間だったようだ。
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