「グエンドウジの問題はフィジカルでもテクニックでもない。その態度だ。チームにとっても監督にとっても良くないことだね。私も彼との関係は良好ではなかったよ。ニースと戦ったカップ戦で、審判がハーフタイムに私へ彼について警告してきたことがあった。『あと一回ファウルを犯せば彼は退場だ』とね。でも、後半もグエンドウジは変わらなかった。そこで私は彼を下げることにしたんだ。そしたら彼は交代した後に私との握手を拒否したんだ」
「グエンドウジは仕事に真剣に取り組む必要があるよ。彼は常に試合での勝利を求めていて、トレーニングは関係ないといったようなキャラクターをしている。そして、たまに喋りすぎるところがある。そのあたりは才能の問題ではないね……。私は彼がトッププレイヤーとなって、海外で成功することができる選手だと思う。そのためにも態度を変える必要があると思うけれど、それは彼次第だ」
カゾニ監督がグエンドウジについてこのように語ったことを英『THE Sun』が伝えている。以前からその行動にはやや問題点が見受けられたか。まだ若いだけに思ったことを言いたい気持ちもわかるが、この21歳はそろそろもう少し大人になるべきなのかもしれない。
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