前所属時代から“問題児”の片鱗 古巣指揮官も扱いづらかったアーセナルMF

アーセナルのグエンドウジ photo/Getty Images

まだ若い選手ではあるものの……

才能も実力も申し分ないのだが、その振る舞いのせいでせっかくのチャンスをフイにする選手。これまでもサッカー界にはそんな存在が何人かいたが、現在そういったメンタリティを問題視され話題となっているのがアーセナルの21歳MFマッテオ・グエンドウジだ。

2018年夏にガナーズへ加入し、ウナイ・エメリ前監督の下で頭角を現したグエンドウジ。ファンはその積極的なプレイを見て、彼こそが将来のアーセナルを背負って立つ存在だと夢見たことだろう。しかし、ミケル・アルテタ監督が就任して以降のグエンドウジは“問題児”として扱われることが増えてしまった。

年明けのウィンターキャンプ中には指揮官との衝突が報じられ、ここのところは第30節のブライトン戦でFWニール・モペイと揉み合いとなったことを発端にまたもアルテタ監督と緊張関係に。それにより、現在グエンドウジはチームの全体練習から外されていると現地メディアが報じている。

規律を重んじるとされるアルテタ監督にとって、グエンドウジはまさに“悩みのタネ”だろう。いくら指揮官が間違いを正そうとしても、この21歳は一向に耳を傾けないとも。そんな若きMFにはかつての上司もかなり手を焼いていたようだ。前所属のロリアンでグエンドウジを指導したベルナール・カゾニ監督は、古巣時代における彼の振る舞いを例に挙げながら元教え子にその態度を改善するよう促している。

ブライトン戦でモペイ(右)と揉めたグエンドウジ photo/Getty Images

「グエンドウジの問題はフィジカルでもテクニックでもない。その態度だ。チームにとっても監督にとっても良くないことだね。私も彼との関係は良好ではなかったよ。ニースと戦ったカップ戦で、審判がハーフタイムに私へ彼について警告してきたことがあった。『あと一回ファウルを犯せば彼は退場だ』とね。でも、後半もグエンドウジは変わらなかった。そこで私は彼を下げることにしたんだ。そしたら彼は交代した後に私との握手を拒否したんだ」

「グエンドウジは仕事に真剣に取り組む必要があるよ。彼は常に試合での勝利を求めていて、トレーニングは関係ないといったようなキャラクターをしている。そして、たまに喋りすぎるところがある。そのあたりは才能の問題ではないね……。私は彼がトッププレイヤーとなって、海外で成功することができる選手だと思う。そのためにも態度を変える必要があると思うけれど、それは彼次第だ」

カゾニ監督がグエンドウジについてこのように語ったことを英『THE Sun』が伝えている。以前からその行動にはやや問題点が見受けられたか。まだ若いだけに思ったことを言いたい気持ちもわかるが、この21歳はそろそろもう少し大人になるべきなのかもしれない。

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